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CONCEPT.

あの衝撃的な震災から3年。
 
私たちは少しずつであっても新しい営みを始めているように感じられます。
しかし、その動きはまだまだ小さく、より多くの人には認知されているとは言い難いこともまた事実です。震災から3年を経て、今、私たちは「いかに生き行動していけばよいか?」模索しているともいえます。
 
私たち震災を経た世の中に生きるものは好むと好まざるとに関わらず『持続可能な』というキーワードの中で生き・生かされていくこととなると思います。
それは、お金のある・なしによって価値が決まってしまう社会、すなわち『お金のものさし』から、この世の命あるものの尊厳をどう守り・活かし、共存共栄していくか、という『いのちのものさし』へと移行することともいえると思います。
そういった新しい価値、換言すれば『安心・安全』であったり様々な分野での『地産地消』といった概念に基づく環境に配慮したエコなライフスタイルの変革がまさに始まっているのではないでしょうか?
 
そこで、今回はその事を「気楽に」「楽しく」「わくわく感」をもって体験するきっかけの場をこの小田原の地で提案出来ないものかと考えました。
同時にこの場はまた、当該地域で活躍する持続可能な世の中を目指している市民団体、経済団体といった枠にとらわれない団体間の『横』の連携を育む場としたいという思いがあります。
 
横の連携を持った団体同士が「おひさ」しぶり、と言いながら、太陽がさんさんと輝く、あの爽快で背伸びをした時の気持のよさ、心地よさを感じる空間でつながり、輪となる様々な企画が今後行われるきっかけができれば、と願うものです。

 

 

「おひさまマルシェ」実行委員長
小山田大和
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